03
2016

『マイマイ新子と千年の魔法』

トガジンです。

先日観た『この世界の片隅に』のことが、ずっと頭から離れずにいます。
単に好きとか感動したとかいう感覚とは違う気がします。
あの映画の何が自分の心の琴線に触れたのかが分からなくてもどかしいのです。

そこで片渕須直監督の前作である『マイマイ新子と千年の魔法』を観直してみることにしました。

マイマイ新子と千年の魔法
(ホームシアター:WOWOW録画)
マイマイ新子と千年の魔法

録画したのはずいぶん前です。
WOWOWのフォーマットが5年以上前のもので、パナソニックのAVCRECで保存してありました。
(AVCREC=DVD-RにAVC圧縮してハイビジョン画質で記録するパナソニック独自フォーマット)
当時何か感じるものがあったからこそ残しておいたのだと思いますが、内容は全然覚えていませんでした。

<あらすじ>
マイマイ新子と千年の魔法4
昭和30年の山口県防府市。
広がる麦畑の下には千年前の街がある。

マイマイ新子と千年の魔法3
そんな街に、額にマイマイ(旋毛)を持つ明朗活発で空想好きな少女、新子が暮らしていた。
新子は大好きなおじいちゃんの語る千年前の町の、ひとりの少女を夢想してその暮らしを辿ってみるのだった。
ある日彼女の通う学校に、都会から引っ込み思案な少女、貴伊子が転校してくる。

マイマイ新子と千年の魔法1
確かに『この世界の片隅に』と通じるものがありました。
それは主人公である新子の想像の世界の描写です。
千年前からあったという農道を、大昔の装束の民衆や牛車が通るのが彼女の目には見えます。
一面に広がる麦畑に、色エンピツで描いた昔の建物がにょきにょき生えてきてやがて平安時代の街並みが出現します。
そして当時そこに住んでいた人々の営みが新子の眼前で繰り広げられていくのです。

新子は、その空想する才能のおかげで今いる世界も存分に楽しみ尽しているようです。
見知らぬ土地で心を閉ざしていた貴伊子も、新子と一緒に過ごすうちにやがて清少納言の物語を空想出来るようになり笑顔の絶えない女の子になっていきます。
そして、『この世界の片隅に』では、様々な苦難を生来のマイペースな性格と好きな絵の世界に置換することで笑顔で乗り越えるすずさんの姿が描かれていました。
どちらの作品も、心の豊かさはそのまま心の強さにもつながるというお話と受け取ることが出来ます。

この世界の片隅に

全然まとまっていなくてすみません。
『マイマイ新子と千年の魔法』を観ていながら、『この世界の片隅に』の面影を探してばかりいたようです。
やはり近いうちにもう一度観に行く必要があるようです。

このような駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
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Tag:片渕須直 マイマイ新子と千年の魔法

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