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2017

週刊映画鑑賞記(2017.10/2~2017.10/8)

トガジンです。
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について「分かり易く簡潔に」をモットーに書き連ねております。

とはいえ、今週は突然の衆議院解散のために報道関係の仕事が忙しくなっており、観た映画は2本だけでした。
他の空いた時間は、ほとんど『ガメラ 大怪獣空中決戦』と『ゴジラvsデストロイア』の記事を書くのに費やしてしまいました。

10/2(月)
ガメラ 大怪獣空中決戦
(ホームシアター:Blu-ray)
『ゴジラvsデストロイア』より先に本作品のレビューを書くことに決めたため、今回は時折メモを取りながら観返しました。
前に観たのはこのわずか10日ほど前ですが、全く飽きることなく最初から最後まで見入っておりました。
ここでは、先日(10/5)アップしたレビュー本記の冒頭部分として書いたものの、あまりにも長くなりすぎたため止む無くカットしたネタを採録しておきます。

ガメラ 大怪獣空中決戦』は何十回観返しても飽きないくらい好きな映画ではありますが、実は脚本担当が伊藤和典氏であると知るまでは全くと言っていいほど興味も無く期待もしていませんでした。
最初に情報を知ったのは本屋で立ち読みした「B-CLUB」か「宇宙船」のどちらかの雑誌だったと思います。
その時点では昭和ガメラシリーズ全作品をビデオで観てはいたものの、初めて劇場で観た『宇宙怪獣ガメラ』の印象が強く残っていて「今の時代にアレをやられてもなあ・・・。」と否定的だったことを覚えております。

『ガメラ:大怪獣空中決戦』ポスター「子供たちの守護神」
実際、初期のポスターには「子供たちの守護神ガメラ」とハッキリ書かれていました。
これは旧作のイメージから脱却出来ずにいた大映上層部の思い込みで作られたポスターでしょうか。

最初の特報も旧作のイメージを踏襲したものになっています。
特報 旧作ショット
最初は旧作のガメラの映像をそのまま使い・・・。

特報1 特報2
その後、回転ジェットのシーンに続いて「子供の守護神!」と、デカデカとキャッチコピー(?)が現れるという代物でした。

特報 新作イメージショット
最後は新作ガメラのイメージショットで締めていますが、この特報からは完成作品の面白さは微塵も想像出来ません。
これはおそらく、金子監督をはじめとする制作現場の意向を全く理解(あるいは容認)しないまま、宣伝部が独自の判断で作った特報ではないかと思われます。

結果として『ガメラ 大怪獣空中決戦』の興行成績は制作陣の期待値には及ばず、「ビデオやグッズ売り上げでようやく利益が出る」といった程度で終わってしまったようです。
限られた予算の中で創意工夫を重ねて作品を作り上げたスタッフはさぞ落胆したことと思いますが、その集客の弱さの原因の一つにこうした宣伝のチグハグさがあったことは確かだ思います。

ガンダム主題歌
これらを見ていると、TVアニメ『機動戦士ガンダム』の、オープニングと本編内容の乖離ぶりが思い出されます(笑)。
「♪正義の~怒りを~ぶつけろ~ガンダ~ム」
当時中学生だった私は「全っ然、そんな話じゃないのにな~」と、大人の事情を垣間見てしまった気分でありました。


10/7(土)
ここ最近は、WOWOWで録画したB級SF映画を観るのが定番の暇つぶしになっております。
珍しく仕事が早く終わったこの日、観たのはこの作品です。

PUSH 光と闇の能力者』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)
PUSH 光と闇の能力者
ひと言で言えば「超能力者もの」です。
超能力を持つ者を捕えてエージェントとして利用とする組織と、そこから逃れようとする能力者との戦いを描いたSF映画です。

念動力、予知能力、精神感応といったエスパーが大勢出てきますが、それらの名称がこの作品特有のものになっていて物語を追うのに支障をきたしている気がします。
例えば、予知能力者が「ウォッチャー」。
念動力を使う者を「ムーバー」。
他人の記憶を操作する能力者を「プッシャー」等々。
日本語字幕だけでも、昔から親しんだ「クレヤボヤンス 」とか「サイコキネシス」とかにしてくれればストレートに物語を楽しめるのに、とそこが残念でした。
多分、もう一回観直せば全体を理解できるとは思うのですが、そこまでしたいとは今のところ思っていません。

B級として観たこの映画ですが、出演者は意外にも豪華でした。
PUSH 光と闇の能力者 ダコタ・ファニング!
主演はダコタ・ファニング。
2009年公開の映画ですから彼女が14~15歳の頃の作品です。
ダコタ演じるキラは予知能力者で、絵を描くことでその内容を表すもののその絵がお世辞にも上手とは言い難いのが可愛いです。

ダコタ・ファニング主演作であることはWOWOWの番組情報にもありましたが、彼女だけの一点豪華主義ではありませんでした。
PUSH 光と闇の能力者 クリス・エバンズ
もう一人の主人公:ニック役は、キャプテン・アメリカことクリス・エヴァンス。
『ファンタスティック・フォー』(2005年版)のストーム役と『キャプテン・アメリカ』のキャプテン役との中間に位置する出演作です。

ニックは父親譲りの念動力の持ち主ですが、長年指南役がいなかったせいかその能力を使いこなせていません。
結局、ラストに至るまで彼の念動力者としての活躍は見られずじまいで、どちらかというと記憶操作能力者を利用した作戦立案のほうばかりが印象に残ります。
こうした超能力が発展途上にあるコンビが主軸になっていることが面白さに繋がっている作品と思うのですが、前述したとおり能力名をこの映画独自の名称にしてしまっているため感情移入しにくいのが残念です。

PUSH 光と闇の能力者 カミーラ・ベル
超能力者狩り組織ディビジョンから脱走した記憶操作能力者のキラを演じたのは、2010年度版 「最も美しい顔トップ100」で1位
になったこともあるカミーラ・ベル。
能力者であると同時に能力強化薬を奪って逃げたため執拗に追われることになるが、かつて恋仲だったニックと再会して一緒に行動することになる・・・が、しかし!?。
と、いうややこしい役どころでしたが、笑うとタレ目が超絶可愛い彼女を愛でるだけでも価値がある映画でありました(笑)。

タレ目にへの字眉という日本のアニメみたいに絶妙なバランスの美顔ですが、その特徴ゆえに「この子どこかで・・・?」と思いながら観ていました。
PUSH 光と闇の能力者 カミーラ・ベル(子役時代)
観終わった後、Wikipediaで調べてみて合点がいきました。
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)の冒頭でコンプソグナトゥスの群れに襲われる少女役の子でした。
「あんな小っちゃかった子がちょっと見ないうちにこんな別嬪さんになって・・・。」と、まるで親戚の伯父さんみたいな感慨に耽ってしまいました(笑)。

PUSH 光と闇の能力者 クリフ・カーティス
もう一人、ニックの協力者:フック役は、『ダイ・ハード4.0』でシリーズ初の「使えるFBI捜査官」を演じたクリフ・カーティス。
「物の形状や色を一定時間全く別物と相手に誤認識させる」という非常に珍しい能力の持ち主で、その力を生かしてただの紙切れを紙幣に見せたり薬品の入ったトランクの色を誤魔化したりと大活躍でありました。
人懐っこい顔で善人も悪人も演じ分ける結構好きな俳優さんですが、ここ数年はゾンビものTVシリーズへのレギュラー出演のため映画で見かける機会が少ないのが残念です。

PUSH 光と闇の能力者 鬱陶しいサイコキ兄弟
印象深いといえば、ついでにコイツらも(笑)。
「ウォ------」と大声を張り上げて超音波を放つ実に鬱陶しい超能力兄弟。
特に左の革ジャン兄ちゃんのどアップは強烈でした。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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Tag:ガメラ 大怪獣空中決戦 PUSH 光と闇の能力者

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