FC2ブログ

映像学科22番

映画と日常

Top page  1/85

週刊映画鑑賞記(2020.5/18~2020.5/24)

トガジンです。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。



5/18(月)~19(火)
『攻殻機動隊SAC_2045(シーズン1)』🈠
(ホームシアター:NETFLIX)
攻殻機動隊:SAC_2045
傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。
そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。
彼らは如何にして生まれたのか?。
そしてその目的とは?。
大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――。

『攻殻2045』素子
『ULTRAMAN』と同じ神山健治&荒牧伸志ダブル監督による作品。
キャラクターの動きがいかにもモーションキャプチャー的なオーバーアクションでしっくりこなかった『ULTRAMAN』とは違い、キャラクターの動きがかなり自然で造形もまるでフィギュアのようです。

しかも、素子が若い!・・・ていうか幼い!。

『攻殻SAC』素子
2002年から2006年にかけて展開していたTVアニメシリーズ『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』の続編(第4作)という位置付けですが、前作にあたる『Solid State Society』の時の素子(↑)に較べて一回り若返っている気がします。

『攻殻2045』草薙素子
素子は脳以外全て義体ですから、幼い少女にも老婆にも男性にさえも自在に身体を交換出来るので、2045年はこのくらいの若作り(笑)でいこうという彼女のマイブームなのかも知れません。

『攻殻2045』公安9課
声優さんが全員TVシリーズ『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』と同じメンバーなのが嬉しかったです。
やはり素子は田中敦子さん、バトーは大塚明夫さん、トグサは山寺宏一さんでなくては!。

『攻殻2045』荒巻
特に、「劇場版アニメ」「ハリウッド実写版」と作品ごとにコロコロ演者が変わっていた荒巻課長もちゃんと阪脩さんに戻っていて安心しました。
(でもお年のせいか少し声の張りが弱いような気が・・・?)

『攻殻2045』プリン
新登場の江崎プリンはこれまでの『攻殻』にはなかったタイプのキャラクターでした。
この子だけは動きがやたらオーバーアクションで、喋りもいかにも日本の深夜アニメ風の甘ったるい声でちょっと馴染むのに時間を要しました。

『攻殻2045』新メンバー
前作では新人扱いだったトグサが公安9課の一員として大きく成長した姿が描かれるため、彼に代わる状況説明担当の新メンバーが必要だったのでしょう。
プリンは原作にはないオリジナル・キャラクターらしいので、最終回までに何らかの形で姿を消す可能性も捨てきれません。

それにしても江崎プリンって・・・。
そのうち森永キャラメルとか明治チョコとかも出てきそうですな(笑)。

『攻殻2045』ポストヒューマン
『2045』のストーリーは、「ポストヒューマン」と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在との闘いが軸になっています。
ポスト・ヒューマンとは「原因不明の高熱のあとに超人的な力をもって生まれ変わった人間(と推測される)」らしいのですが、現在「高熱」と聞くと思わずコ●ナウィルスを連想してしまいそうです。

劇場版『攻殻』人形使い
また、劇中では「ポストヒューマンとは電脳社会に突如出現した新人類」とも説明されています。
なんかそれって劇場版『攻殻機動隊』の人形使いのようにも思えるんですが、お話がそっちのほうに行くんでしょうかね?。
『STAND ALONE COMPLEX』は素子が人形使いと出会わなかったパラレルワールドとして作られているので、そうした方向性も有り得そうです。

『攻殻2045』のっぺらぼう
電脳内で無数の顔のない謎のアバターたちが襲い掛かかってきて最後は脳を焼かれて殺されるという事件が続発。
被害者は不正や犯罪行為をネット上に晒された者たち。
そして、のっぺらぼうたちはネットに繋がった名無しの正義感
現在の自粛警察とかネットリンチといった言葉を連想させる事件です。
更に、同じその場所で被害者がなぶり殺しにされるのをニヤニヤ笑いながら眺めて楽しむ者も。
これ、まさに2020年の現代そのものです。

『攻殻2045』シマムラタカシ
そして第12話ラスト。
(ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが)
人々を歪んだ粛清に駆り立てるアプリを作った少年の辛く悲しい過去。
そしてその真実に迫ったトグサは突然姿を消してしまう。
・・・つづく。

って、えええ~?。
そこでシーズン1終わり!?。

そりゃないっすよ、神山監督ぅ~。
一日も早くこの続きを見せてください。(。>人<。)オネガイッ
久し振りに続きが待ち遠しいアニメです。



5/22(金)
実写ドラマ版『映像研には手を出すな!第參話~第陸話』🈠
(居間49インチ液晶テレビ:北陸放送録画)
『映像研には手を出すな!』実写版
見逃した第壹話と第貳話は先々週ひかりTV配信(1話330円、高っ)で見たのですけど、その後の第參話から最終回(第陸話)までは録画しておりました。

う~む。
アニメでいえば第4話までの話(映像研が同好会として認可されるまで)をドラマ版は6話もかけてやっているのですね。
あのハイテンポなアニメ版を先に見ているせいか、どうも水増しされてるような感じがしてなりません。
1話を見た時から気になっていたことですが、野球部だの応援部だのといった他の部活の描写がやけに多いのです。
(もちろんそれが最終回の布石になっていたことは分かってますが・・・)
それでも朝倉氏たちが作った「素晴らしい」アニメをしっかり見せてくれれば結果オーライだったかも知れませんが、最終回では断片的なカットしか見せてくれないまま終わってしまい達成感が薄いです。
ドラマ版『映像研には手を出すな!』の制作者者たちは朝倉氏のイマジネーションや水崎氏のアニメ蘊蓄や金森氏の辣腕プロデューサーぶりにはさして興味がなく、学園ドタバタものの枠に落とし込んで作っていた気がします。

『映像研には手を出すな!』実写映画ポスター画像
アニメ版で個人的に最も盛り上がったロボットアニメ編は映画版でやるようです。
結局TVドラマ全6話は映画に向けての単なる説明編でしかなかったのかも・・・?。
なんだか「大人の事情」が丸見えな感じでシラケてしまいました。

ドラマ版『映像研』3人
あ、でも主演3人娘は(慣れもあって)かなり良かったと思います。



連日
『エール』
(居間49インチ液晶テレビ:NHK総合)
2020年春のNHK朝ドラ『エール』ポスター画像
先週は『エール』のことを書くのを忘れておりました。
もちろん、一回も欠かすことなく見ております。
ただ、先週と今週は祐一がなかなか曲が出来ずにウジウジするシーンが長すぎて少々ダレ気味だったのは確かですが・・・。

いよいよ祐一(古関裕而先生)の出世曲である早稲田の応援歌「紺碧の空 ~早稲田大学応援歌~」の登場です。
「紺碧の空 ~早稲田大学応援歌~」は1931年の作ですから、『モスラ』まではあと30年です(笑)。

でも、古関裕而先生にはその間に軍歌を大量に作っていた時代もあったんですよね。
戦後は自分が作った軍歌を歌いながら戦地に散ったであろう若者たちに対する慚愧の念にかなり苦しんでおられたそうですが、そのことが「東京オリンピックマーチ」や「栄冠は君に輝く」などの名曲へと繋がっていくのです。

これからそんな辛い時代も描かれることになるであろう『エール』ですが、残念ながら”例の迷惑千万なウィルス”のために6月分の放送をもって一時休止と決まってしまいました。
再開時期とか、当初のシナリオ通り完走出来るのかとかは分かりませんが、怪獣映画ファンといたしましては『モスラ』に関わるシーンだけはカットしないでいただきたいと切に願うばかりであります。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
スポンサーサイト



週刊映画鑑賞記(2020.5/11~2020.5/17)

トガジンです。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。

先日の『映像研には手を出すな!』一気見が思いのほか楽しかったこともあり、今週もNETFLIXでアニメシリーズ一気見をしておりました。



5/11(月」)~5/13(水)
『ULTRAMAN』(全13話)🈠
(ホームシアター:NETFLIX)
『ULTRAMAN』俺たちがウルトラマンだ
去年配信が始まったときからずっと気になってはいましたが、光の巨人ではなくウルトラマンの能力を持つパワードスーツという点がどうしても引っかかって見るのを躊躇っていた作品です。

神山健治(攻殻機動隊SAC)&荒牧伸志(アップルシード)の共同監督作品で、映像は3DCGをセルアニメ調に変換したものっぽいです。
神山監督の『009 RE:CYBORG』も同じ手法だったと記憶しておりますが、今回の『ULTRAMAN』は人物の動きにモーションキャプチャーを導入しているらしく、最初のうちはウネウネした動きが気持ち悪くて慣れるのに時間がかかりました。
同じCGアニメでも『009』はアニメーターが動きを決めていたためこんな違和感は無かったのですがね。
動きに関しては『アップルシード』に近いものを感じたので荒牧監督の担当だったのかも知れません。

1話あたり23分x13話で総尺299分(5時間)。
初日はとりあえず4話まで。
2日目もストーリ的にキリの良い8話まで(4話分)。
3日目は残りのエース(北斗星司)編5話を見ました。

『ULTRAMAN』ウルトラマン立像
1966年のTVシリーズ『ウルトラマン』の続編という位置づけで『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』の世界観は継承していません。

『ULTRAMAN』パワードスーツ
主人公はかつてウルトラマンと同化していたハヤタ隊員の一人息子。
ハヤタの肉体にはウルトラマンが去ったあとも超人的な能力が残されていて、その遺伝子が息子にも受け継がれていました。
巨大化こそ出来ないものの、その力をコントロールし尚且つ生身の身体を保護するためのパワードスーツを着て異星人と戦うのが今回の『ULTRAMAN』ということです。

これって、ウルトラマンの能力を受け継いだという点以外は『アイアンマン』みたいなものじゃないですか?。
日本の特撮もので言うならば『宇宙刑事』でしょうか?。
いずれにせよ昭和生まれの特撮大好きオヤジから見たら、これを『ウルトラマン』というタイトルで出されても困ってしまいます。

『ULTRAMAN』イデ元隊員とゼットン星人エド
それでも、見続けているうち初代『ウルトラマン』から捻った設定の数々に面白さを見いだせるようになりました。
あのゼットン星人が今では地球と友好関係にあって旧科特隊組織と協力関係にあることとか。
あのイデ隊員が(笑)組織の重役になっていてハヤタ親子をサポートしてくれるとか。

『ULTRAMAN 』ウルトラマン Ver7
あと、ウルトラセブンが滅茶苦茶クールでカッコええやん!な感じだったこととか。
このウルトラセブンは正確には「ウルトラマン・バージョン7」なのだそうな。

『仮面ライダー THE NEXT』
思いっきり余談ですけど、それ聞いた瞬間『仮面ライダー THE NEXT』のV3が「ライダーVersion3」と言っていて「おお、それだっ」と何故か納得してしまったことを思い出しました(笑)。
あとこれも余談なのですけど、劇場版『仮面ライダー THE FIRST』と『THE NEXT』のライダーのデザインは滅茶苦茶カッコ良かったなあ。
『仮面ライダー1号』もあんなロボットみたいなデザインじゃなくてこのセンスでリファインして欲しかった・・・。

・・・閑話休題。

『ULTRAMAN』ベムラー
自称「始まりの敵」ベムラー。
ベムラーとは『ウルトラマン』第一話の敵怪獣の名であると同時に、ウルトラマンの初期企画段階の時点での名前でもあります。
しかもウルトラマンの超能力を持つハヤタ親子に対して「その力は地球にあってはならない」と言う・・・。
こいつもスペシウム光線を出せるので、もしかしてこいつの正体はウ●ト●マン?。
あるいはゾ●ィー?。

その仮説が正しければ、ウルトラマンが地球に置き忘れてしまった<人類には過ぎた力>を取り返しに来た話ということになりますね。

『ULTRAMAN』跳ぶ
かつて地球に降り立った光の巨人。
残されたその力を複製して使おうとする人類。
そして、その力を奪い返そうと同じ力をを持つ敵が襲来する。

・・・あれ?。

『エヴァンゲリオン』もウルトラマンが原点
この設定ってまるで『新世紀エヴァンゲリオン』じゃないですか?。
『ULTRAMAN』の原作は読んだことないですが、もしかすると『ULTRAMAN』は『エヴァ』に対する作者のアンサーコミックなのかも知れません。
『エヴァンゲリオン』も『ウルトラマン』が実はモチーフになっているって聞きますし・・・。

『ULTRAMAN』ジャック
あと、私が一番好きな『帰ってきたウルトラマン』がいつどんな形で姿を現すかと思って見ていたら、謎の情報屋:ジャックとして登場してきました。
『エヴァ』繋がりで考えるなら、ジャックの役割は加持リョウジといったところでしょうか?。
でも残念ながら変身(スーツ着用)シーンはありません(エースはあるのに)。

それにしても、ジャックねえ・・・。
ヒデキ・ゴウとかじゃ駄目なんですかね~?。

攻殻機動隊 SAC_2045
同じ神山・荒牧コンビの新作として『攻殻機動隊SAC_2045』も配信が始っています。
こちらの映像は素子やバトーたち人物がふんわり立体的なイメージに仕上がっているので期待しています。



CP-1050 完成!
先日ブログに書いたアナログプレーヤーが届いたことで木曜日以降は毎晩古いアナログレコードを片っ端から聴きまくっておりました。

時折プチプチと鳴るアナログレコードの温かい音を聴きながら、買ったまま今まで読み損ねていた本を読み耽る日々・・・。
と言ってもほとんどマンガと雑誌ですが(〃▽〃)
巣ごもり生活もそろそろ終わりを迎えようとしている今週末、そんな優雅な時間を過ごしておりました。

レコードクリーナー
レコード盤の中には汚れが目立つものもあったため、これまた久し振りに「レコードクリーナー」なんてものも買いました。
フェルト生地の布で盤面をすーっと拭き取るタイプのものです。
これを使ってる時の感触がまた懐かしいですね。
中高生時代はナガオカというメーカーのものを使っていましたが今回のはオーディオテクニカ製です。

あと、水でレコードを洗浄する機械なんてのも売ってましたがどれも3万円くらいするので諦めました。
でも、そんなレコードクリーニング用品が何種類も売られているということは、アナログレコードの復権もどうやら一過性のものではない気がしますね。

LP保護袋
あと、レコードジャケットの保護袋もボロボロのものばかりだったので新しいものに交換しました。
中には袋が無くて裸のまま保管していたレコードもあって、そうしたものはやはりジャケットの痛みが激しいです。
新しく買った保護袋はUVカットもしてくれるという製品なので、これでこれ以上痛んだり色褪せしたりすることを防げるのではないかと思います。




今週もお付き合いいただきありがとうございました。

アナログ回帰

トガジンです。

突然ですが

CP-1050到着
30数年ぶりにアナログレコードプレーヤーを買いました

先日、大学進学時に一人暮らしの部屋でささやかなオーディオ機器を揃えた記事を書いてからというもの、無性にアナログレコードの音を聴きたくてたまらなくなっていたのです。

オンキョー CP-1050
買ったのはオンキョーのCP-1050という機種です。
購入価格は約4万円。
費用は毎月2万円づつ貯めているホームシアター機器専用貯金から捻出しました。

フルマニュアルタイプなので「スイッチオン」で自動的に再生スタートはしてくれません。
箱から出してポン置きで使える機種でもありません。
USBスロット等も付いていないため、録音はアンプを通じて他の機械で行わなければなりません。

なにかと面倒くさいプレーヤーですが、私はプレーヤーを買うに当たってこのCP-1050以外は考えていませんでした。

1050という数字
実は、私には1050というこの型番に強い拘りがあるのです。
なぜならば・・・。

1979 PL-1050W レコードプレーヤー
私が中学の時、お小遣いとお年玉を全部はたいて初めて手に入れたレコードプレーヤーがパイオニアのPL-1050という機種だったからです。
「初めて」のプレーヤーであると同時に、実は今まで使ったレコードプレーヤーはこれが唯一だったりもします。
ベルトドライブのベルトを2度交換し、カートリッジも何度か付け変えしながらおよそ12年ほど愛用しました。
しかし80年代半ばから音楽ソフトはCDが主流になり、私も映像ソフト(LD)ばかりを買うようになっていつしかレコードプレーヤーを使う機会は無くなりました。
そして、確か’90年の秋ごろだったと思いますが、ついにモーターが動かなくなって寿命を全うしました。

そして今、新しくレコードプレーヤーを買うにあたって、自分にとって思い出深い機器と同じ1050ナンバーを持つ機種に心惹かれるのも無理からぬことなのであります。
しかも、パイオニアは現在ではオンキョー傘下のブランドとなっています。
考えようによっては1050番の血脈は繋がっているとも言えるのです。

まあ、妻には「もっと安いやつでいいのに。あなたっていつも変なとこに拘るのね。」と呆れられましたが・・・(笑)。

CP-1050 開梱
開梱!。
真新しい機械の箱を開ける時って何度やってもワクワクしますね。
あと、段ボール箱に封じ込められていた工場の空気の匂いがふわっと鼻先を刺激する感覚もたまらなく好きです。
この感じは中古品では味わうことは出来ないものです。

CP-1050 あちこちに細かいパーツが
固定用の発泡スチロールにこうして細かなパーツがはめ込んでありました。
カートリッジなど精密な部位もあるのでぞんざいに扱うことは出来ません。

CP-1050 本体設置
永らく空席だったAVアンプの隣に本体を設置します。
黒のボディカラーが精彩でカッコいい!。
アンプのすぐ隣なので付属の1mケーブルで十分届きます。

ちなみにラックはヤマハのGTR-1。
どんな重量級の機器でもがっしり支えてくれる33年来の愛用品です。

CP-1050 ターンテーブル
ターンテーブルを載せます。
昔買ったPL-1050Wはベルトドライブ方式だったのでモーターとターンテーブルとをゴムベルトで繋ぐ必要がありましたが、今回のCP-1050はモーター直結のダイレクトドライブ方式なので今回はその工程はありません。

CP-1050 ラバーマット
ターンテーブルの上にレコード保護&すべり止めのゴムマットを敷きます。
このゴムマットは消耗品なのでいずれ交換が必要になると思いますが、オンキョーをはじめ各オーディオメーカーはこれら消耗品の供給は続けてくれるのでしょうか。
その点が少し心配です。

CP-1050 取説
続いてカートリッジ接続とその調整にとりかかります。
デリケートな作業なので取説を見ながら慎重に作業を進めました。
最近のデジタル機器であれば電源ケーブルと1~2本のケーブルを繋ぐだけで事足りますが、昔ながらのアナログオーディオには色々気を遣わねばならないところが多いのです。

CP-1050 カートリッジ取り付け
カートリッジを取り付けます。
この作業をするのは最後にPL-1050Wのカートリッジ交換をした時以来なのでおそらく35~6年ぶりくらいでしょうか?。
はめ込んで固定するだけなのになんだか緊張して手が震えました(笑)。

CP-1050 ウェイトバランス調整
続いてウェイトバランスと針圧を調整します。
この作業も昔カートリッジを交換するたびにやっていたはずですが、コツなどは全然覚えていませんでした。
強すぎると針とレコードを痛めるし、弱いと音が軽くなるうえ少しの振動でも音飛びしやすくなります。
「これくらいかな~」というところで仮決めして、あとは実際に聴きながら追い込むことにします。

CP-1050 アース線も
取説通りに調整を終えたらケーブルを繋ぎます。
アナログプレーヤーは通常の白・赤ステレオケーブルの他にアース線も繋ぐ必要があります。
ただ、最近のプレーヤーにはフォノイコライザーを内蔵しているものもあって、アース線接続が不要なものもあるようです。
私は昔ながらのアナログ感が味わいたかったのでこれで満足しております。

CP-1050 アンプに接続
アンプ側も音声とアース線を繋ぎます。
考えてみると、こうしてアンプのアース端子を使うのはPL-1050Wを手放して以来になるのでおよそ30年ぶりです。

付属の音声ケーブルは安物っぽいので、そのうち同じ長さの良質なケーブル(ベルデン)に交換しようと考えています。

CP-1050 完成!
最後にダストカバーと電源ケーブルを繋いで完成です。



CP-1050で最初に聴くレコード
新しいプレーヤーで30数年ぶりに聴くアナログレコードは最初からコレに決めていました。
中学2年の時、初めて自分のお小遣いで買った『交響組曲・宇宙戦艦ヤマト』です。

昔買ったアナログレコードはCD化されるたびに次々処分してしまいましたが、この『交響組曲・宇宙戦艦ヤマト』をはじめ何枚かの思い出深いレコードだけは箱にしまって大事に保管しておりました。
家を建て替える時の仮住まいに置き場所が無いと分かった時にはさすがに捨てる覚悟もしたのですが、義弟(妹の旦那)が「レコードくらいならうちで預かりますよ」と言ってくれたので預かってもらい、その後すっかり忘れてしまっていたのでした(笑)。

CP-1050 LPレコード持ちにくい
久しぶりにレコード盤を取り出してターンテーブルに載せます。

あれ?。
レコード盤ってこんなに持ちにくかったっけ?。
指が盤面に直接触れないように持とうとするとこんな風になりますが、どうもフラフラして危なっかしいです。
同じ30センチ盤のレーザーディスクは何十枚も(多分300枚以上)扱いましたけどこんなに不安定ではありませんでした。
でも、そういえばLDの中央の穴はもっと大きかったから指をしっかり引っかけられたんでしたっけ・・・?。

CP-1050 再生
震える手で針を置き再生開始!。
アナログレコード特有のパチッパチッというノイズは入りますが、深みがあるというか広域の伸びと低域の響きが心地よい昔懐かしい音です。
聴いているうちに、このレコードを何度も何度も繰り返し聴いた中学時代の自分に戻った気がしました。
この感覚は同じ音源のCDを聴いたときにはついぞ蘇ってこなかったものです。

CP-1050 最初はやはり・・・
それもそのはずです。
今聴いているのは同じ音源を使ったCDではなく、まさに中学時代に私が聴いていたレコード盤そのものなのですから。
再生するプレーヤー・アンプ・スピーカーは変わっても、当時夢中になって聴いた音が再現されているのです。
時折プチプチと鳴るノイズも当時のままで、それがあることで私の記憶を呼び覚ましてくれているのだと思います。

また、こうして音楽を聴きながら音が収められているディスクを眺めていられるというのもアナログレコードならではです。
CDもLDもDVDもデッキの中に完全に入ってしまって回転するところは見られないブラックボックスですから。

結局『交響組曲・宇宙戦艦ヤマト』はA面・B面通して最後まで聞き入ってしまいました。
全曲通して聴くのは本当に久し振りだったのですが、「真っ赤なスカーフ」(B面1曲目)がこれほど大胆にアレンジされていたことをすっかり忘れていました。
途中まるでサンバのような曲調になったりして、中学時代の私は「こんなの『真っ赤なスカーフ』じゃない!」といつも飛ばしてB面は2曲目から聴いていたものでした。

CP-1050 「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」
CDだと好きな曲だけ選んで聴くのも簡単ですが、LPレコードは操作が面倒なので通しで聴くことが多いです。
そのため、制作者たちはA面の1曲目からB面の最終曲までいかに気持ちよく聴いてもらうかを真剣に考えて構成していたに違いありません。
CDや配信で好きな曲だけを選んで聴くのが一般的になった現代では、こうした制作者の熱い想いを汲み取ることも無くなってしまったように思います。

CP-1050 「レイダース」
次に取り出したのは高校時代に買った『レイダース 失われたアーク<聖櫃>』のサントラ盤です。
30センチ角の大きなジャケットを眺めながら聴く映画音楽はまた格別です。
ブルーレイで高画質な映画本編を手に入れられるようになった今でも(いや、今だからこそ?)、映画好きにとってサントラレコードを聴きながら映画の場面を思い起こすひと時は格別なものです。

こちらはあえてメインテーマ「レイダースマーチ」だけを聴いてみました。
レコード盤の溝をよく見て楽曲と楽曲の間に針を落とすのですが、昔はほぼ確実に狙った場所から再生出来た私も腕が落ちていて(笑)前曲の終わり際からの再生になってしまいました。
リハビリが必要ですね。

CP-1050 喜多朗「敦煌」
あと、NHKのドキュメンタリー番組『シルクロード』の音楽でファンになった喜多郎さんのLPの中から『敦煌』。
ジャケットの紙質のせいか他のLPに比べて汚れが目立ちますが、レコードの盤面にはカビなどは無く奇麗な音で楽しめました。

CP-1050 「2001年宇宙の旅」
こちらは大阪に出てから買った『2001年宇宙の旅』のサントラです。
サントラと言っても、皆さんご承知の通り『2001年~』は既存のクラシック音楽を使っているので、それらの楽曲が収められているだけですが。

ただし、重要なのはこのレコードに収録されているのは映画『2001年宇宙の旅』で使われた演奏バージョンそのものであるということです。
大学時代の私は他の演奏による「ツァラトゥストラはかく語りき」や「美しく青きドナウ」で代用することに飽き足らなくなって、中古レコード店でこれを探し出して買ったのでした。

CP-1050 「2001年」見開きジャケットとライナーノート
久しぶりにライナーノートを取り出して見てみたら、「2001年宇宙の旅」の日本語ロゴがあまりにもB級スペースオペラ風なものなので思わず吹き出してしまいました。

見開きジャケットにはたくさんのスチール写真。
このレコードを買った頃はすでにレーザーディスクも持っていて映画本篇を何度でも見返せる状態にありましたが、それでもこのサントラ盤は所有する喜びを感じさせてくれました。

CP-1050 シングル用アダプター
CP-1050にはEP(シングル盤)用のアダプターも付属していますが、私はシングル盤は全部処分してしまったため出番はありません。
子供の頃祖母が買ってくれた『仮面ライダー』や『ウルトラマン』シリーズ、アニメ番組の主題歌などのドーナツ盤がいっぱいあったのですがね・・・。

CP-1050 妻の実家から
・・・と思っていたら、妻が「ドーナツ盤なら実家にまだあるよ!。」と何枚か持ってきました。

さすが中高生時代は筋金入りのアニメファンだったという我が妻であります。
彼女が持ってきたレコードのそのほとんどはアニメの主題歌でした。
特に出崎統監督作品のファンだったという彼女は「『あしたのジョー2』の主題歌が聴きたい」とのことでした。
あと、初めて映画館で観た映画である『ルパン三世(ルパン対クローン)』のメインテーマも。

これらが公開された当時、妻はまだ小学生か中学生でした。
そのためお小遣いを貯めてもLPレコードまでは買えなくて、こうした主題歌のドーナツ盤をいくつか買っていたのだそうです。

CP-1050 非売品?
ちょっと驚いたのは、劇場版『あしたのジョー2』の主題歌レコードが「非売品」だといこと。
お前、これどうやって手に入れたんや?。

CP-1050 松木屋さん(懐)
あと、保護袋に印刷されているレコード店の名前を見て猛烈に懐かしさがこみ上げてきました。
松木屋さんというのは、かつて福井駅前大通りにあった福井最大のレコード&楽器店の名前です。
この店では上映中の映画の前売り券も売っていて、ここで安く券を買って映画を見て、帰りにまたここに寄ってサントラを眺める(そしてたまに買う)というのが映画観に行く時の定番でした。
現在はCD販売からは撤退して楽器と音楽教室だけになり縁遠くなってしまいましたが、こうしてロゴを見ていると当時の光景が懐かしく思い起こされます。

福井の人(それも40代以上)にしか分からない話ですね。
スミマセン。

CP-1050 回転数切り替え
シングル盤を聴くときは回転数の切り替えも忘れずに。
関東と関西で電気の周波数が違っていて、そのため東京で買ったプレーヤーをそのまま福井や大阪で使うと回転数が狂うと聞いたことがありましたっけ。
(関東は50Hz、関西は60Hz、福井は関西圏と同じ60Hz)
私は結局関東で暮らす機会は無かったので今となってはそれを確かめる術(すべ)はありません。
現在の製品は自動で切り替えてくれていると思います。
まあ、昭和オヤジのどうでもいい四方山話です・・・。

CP-1050でドーナツ盤を聴く
ドーナツ盤は片面3~4分しかないのですぐに終わってしまいます。
これでも当時5~600円くらいしましたから結構割高だったのですね。
まあ、回転数が早い分音質が良いという利点もありますが・・・。

CP-1050 ラックの上
アナログプレーヤーが加わったことにより、我がシアタールームはオーディオリスニングルームとしての側面も合わせ持つことになりました。

プロジェクターによる大画面で映画を観るも良し、音楽を聴きながら読書に勤しむも良し。
これにて我が家の巣籠り体制は更に盤石なものへと進化したのであります。

緊急事態宣言解除
・・・と思っていた矢先、本日我が福井県も含めた39県の緊急事態宣言が解除されてしまいましたが(笑)。


50代おっさんのお買い物忘備録とノスタルジー談にお付き合いいただきありがとうございました。



書き終わった後、投稿チェックしていて気が付きました。

2020年5月14日 40000Hit越え
当ブログもいつの間やら4万アクセスを超えておりました
どうやらこの記事を書いている最中に4万越えしていたようです。

いつもご来訪いただいている皆様、本当にありがとうございます!。
3年半で4万アクセスという数字が多いのか少ないのかは分かりませんが、私にとってはとても励みになる数字です。
楊枝の先ほども世間様のお役には立たない趣味丸出しブログではございますが、これからも変わらずお付き合いいただけますようよろしくお願い申し上げます。

週刊映画鑑賞記(2020.5/4~2020.5/10)

トガジンです。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。



5/4(月)

5月4日は?
この日は、『スター・ウォーズ』の定番セリフ「フォースと共にあれ」"MAY THE FORCE BE WITH YOU"(メイ・ザ・フォース・ウィズ・ユー)にちなみ、『スター・ウォーズ』の日であります。

そんなわけで、今週は第9作『スカイウォーカーの夜明け』ブルーレイ(4月末発売)鑑賞に向けて『フォースの覚醒』から順番に見返していくことにしました。



5/4(月)
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
(ホームシアター:Blu-ray)
『SW7』BDパッケージ
『フォースの覚醒』は購入したブルーレイでの鑑賞です。
別売りの3D盤もありますが、今回は通常の2D盤を選択しました。

『SWフォースの覚醒』スターキラー
『フォースの覚醒』の時、正直言うと「今度の『スター・ウォーズ』も最後はまたデススターかよ?」と少しガッカリした部分はありました(笑)。
だって『新たなる希望』『ジェダイの帰還』に続いて3回目なのですから。

それでも、無機質だった旧デススターと違いちょっとワイセツな連想もさせてくれるこのデザイン(笑)と、太陽そのものをエネルギーとして吸収して複数の惑星をまるごと破壊するシーンには結構心震えるものがありました。

そういえば、星のエネルギーを吸って破壊ビームを放つ武器といえば・・・

『イデオン発動篇』「こいつ加粒子砲そのものじゃないか!」
「発光している? こいつ、加粒子砲そのものじゃないか!」

『イデオン発動篇』ガンドロワ
・・・と、私としては『伝説巨神イデオン』に出てきた敵方の最終兵器:ガンド・ロワを思い出してしまいました(笑)。

思えば『スター・ウォーズ』と『イデオン』って似た発想が多いんですよね。
例えば『帝国の逆襲』でスノー・ウォーカーをワイヤーで絡めとる戦法なんかも、同じ時期に『イデオン』でやってましたし。
当時富野監督が「スターウォーズ生意気なんだよね、イデオンと同じワイヤー使いやがって!」とアニメ雑誌で憤っていたことを思い出しました(笑)。

『劇場版イデオン』BDボックス
そんなこんなで、なんだか猛烈に『イデオン』も見返したくなってきました。
実は富野アニメの中では『ガンダム』よりも強いトラウマとなって心に残っている作品です。



5/5(火)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(※飛ばし見)
(ホームシアター:WOWOW録画)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』については、レイ/カイロ・レン/ルークのジェダイ関連シーン以外は飛ばし見することにしました。
要するにレジスタンスのグダグダシーンは全部サーチボタンで早送りということです。
これを全編見る2時間30分が勿体ないというくらい酷い映画(以下自重)なので・・・。

最後にレイの強力なフォースの力が目覚めたことと、ルークがカイロ・レン(ベン・スカイウォーカー)と在宅リモート状態で戦って力尽きることだけ知っていれば別に見なくてもいい作品です。
見終わって思わず笑ってしまったのですが、レジスタンス関係のシーンを全部すっ飛ばして見ても次作『スカイウォーカーの夜明け』鑑賞に悪影響が無いと分かりました。
どんだけ無駄なシーンばかりなんだ・・・。



5/6(水)
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
(ホームシアター:Blu-ray)
『SW9』UHD-BDパッケージ
購入から10日ほど経ってしまいましたが、ようやくこの4Kブルーレイを鑑賞することが出来ました。
劇場で計3回(IMAXで2回、ドルビーシネマで1回)見てますが、まだまだ何回も見直したいくらい好きなエピソードです。
旧シリーズ以来のオールドファンの中には「原作者のルーカスが関わっていないから」とこのシークエルトリロジーを毛嫌いする人が多いようですが、私はこのシリーズが大好きです。
(ただし、『最後のジェダイ』のグダグダな構成だけは絶対に許せませんが・・・)

『SWジェダイの帰還』ラストシーン
これまで最終回とされていたエピソード6『ジェダイの帰還』のラストはたしかに大団円感を醸し出していましたが、実はこの時点(’83)では「更にエピソード9まで続きが用意されている」と聞かされていたため私たちとしては「まだ終わりじゃない」という感覚を残したままでした。
その未消化感は『特別編』で帝国崩壊シーンが付け加えられたとしても全く変わっていません。

『SWシスの復讐』ラストシーン
また、制作順での最終作だったエピソード3『シスの復讐』のラストも、この先物語が更に続いていくことを前提にした終わり方であるため「これにて完結」というイメージはありません。

つまり、’78年(日本公開)以来リアルタイムで『スター・ウォーズ』を見続けてきた者の目には『スター・ウォーズ・サーガ9部作』にピリオドは未だ打たれていなかったのです。
出来には多々不満はあるものの(特に8作目)、それでも最新三部作でルーク・スカイウォーカーの物語にきっちり終止符を打ってくれたJJエイブラムス監督には素直に感謝したいと思っております。

『SWスカイウォーカーの夜明け』スカイウォーカー兄妹
最後にルークが育ったタトウィーンの廃家で終わった時「あれ?、レイアはここには関係ないはずだけど?」と違和感が無くもないのですが、やっぱり最初の『スター・ウォーズ』から連なる物語を締めくくるためにはここに帰ってくるしかないでしょう。

『SWスカイウォーカーの夜明け』ラストシーン
だから、タトウィーンの地でレイが「レイ・スカイウォーカー」と名乗って終わるのは最高の終わり方だったと思っています。

『SW9』4Kディスク
今回見たのは4K盤です。
あと3D盤と2K通常盤、そしてメイキング等が入ったボーナスディスクもあるので、まだしばらくは『スター・ウォーズ』完結の余韻に浸っていられそうです。

『マンダロリアン』ポスター画像
あと『スター・ウォーズ』関連作品でいえば『マンダロリアン』が好評らしいですね。
視聴方法は今のところディズニー・デラックスでの配信のみですが、最初の一か月は無料とのことなので一時的に入会して見てみようかな?。



5/7(木)
『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(メイキング)』
(居間49インチ液晶テレビ:ブルーレイ)
『SW9』ボーナスディスク
翌日は2時間以上もある『スカイウォーカーの夜明け』メイキング映像を全編楽しみました。

『SWスカイウォーカーの夜明け』メイキング:実物主義
ルーカスが監督したプリクエルトリロジー(EP1~EP3)はほとんどの背景やクリーチャーがCGだったのに対し、JJ監督の新シリーズは着ぐるみやパペットを使って俳優たちと共演させることに拘っているようです。
もちろんあとから更にCGで補正を加えるのでしょうが、実際に目の前に相手が存在するとこが俳優たちの演技に大きな影響を与えていたことは確かです。

『SWスカイウォーカーの夜明け』メイキング:8ミリフィルム風
面白いのは、今回のメイキング映像にオリジナル三部作当時のメイキング映像(フィルム)をはさみ込んだり、現在の映像も8ミリフィルムのように加工していてまるで’76年に撮影開始した第一作から最新作まで全部のメイキングのようなまとめ方をしていたことです。
意図的にプリクエルシリーズを除外していたり、今回は参加していないジョージ・ルーカスのコメント(当時)が挿入されたりと違和感のが無くもないですが、本シリーズがいかに最初のオリジナルシリーズに対して敬意を払っているかが伺えるメイキングでした。

『SWスカイウォーカーの夜明け』メイキング:レイア関係
残念だったのは、撮影前に亡くなったキャリー・フィッシャーさんをどうやって今回の画面に蘇らせたかについての具体的な説明が無かったことでした。
(もちろん、それが無粋なことであり映画の見方に悪影響を及ぼす危険性があるからだということは承知してますが)

『SWスカイウォーカーの夜明け』加工後?
そこで私なりに調べてみることにしました。
こちらは『スカイウォーカーの夜明け』のレイとレイアがハグする場面ですが、これと全く同じ構図が『フォースの覚醒』にもあったことを思い出しました。

『SWフォースの覚醒』元画?
それは『フォースの覚醒』ラストでレイとレイアが初めて出会うシーンです。
背景や髪型・衣装はCGで描き変えられていますが、レイアの表情や指の形が全く同じです。
この画のカット部分か別テイクを元に↑の映像が作られたものと思われます。

ビフォーアフター
こうして並べて見ると一目瞭然!。
せっかくレイ三部作の映像ソフトが揃ったのですから、これから暇を見つけて元画探しをしてみるのも一興ですね。



5/8(金)
『映像研には手を出すな!』ドラマ版🈠
(自室PC:ひかりTV配信)
『映像研には手を出すな!』実写版
先日アニメ版全12話をイッキ見したばかりの『映像研には手を出すな!』。
そのTVドラマ版にもようやく手を出しました(笑)。
今回見たのは第1話と第2話のみ。
『映像研~』を知った時には既に放送が始まっていたため完全に見逃してしまった分です。

ひかりTVでドラマ『映像研~』
幸い、ひかりTVでこれまでの全話が配信されていたので無事見ることが出来ました。
3話以降は放送を録画してあるのでこのあと順次追いかけて見ていくつもりです。

ドラマ版『映像研』主演3人組
ドラマ版で最も気になっていたのはキャスティングです。
3人とも演じているのがアイドルということで、(読モの)水森はともかく朝倉氏と金森氏が可愛すぎてはイメージが違ってしまうんじゃないかと心配しておりました。
しかし、それは杞憂だったようです。
金森氏の女を捨てている感じこそありませんが、3人ともそれぞれのキャラを真摯に演じていて好感が持てました。

気になったのは、野球部とか応援部とかいった映像研以外の部活の描写が無駄に多い気がしたことですかね。
この監督さんのツボはアニメ作りではなく学生時代の部活の思い出にあるのかも知れません。
そこがちょっと気になります。

ドラマ版『映像研~』イメージの世界
注目のイメージシーンは実景に線画アニメを重ねるという斬新な手法で面白かったです。
うん、これは今後も期待大ですな!。



5/9(土)
『エール』
(居間49インチ液晶テレビ:NHK総合録画)
2020年春のNHK朝ドラ『エール』ポスター画像
今週の『エール』は、月曜日以外リアルタイムで見ることは出来ませんでした。
仕事のローテーションとして出勤する週と自宅待機(あるいはテレワーク)の週とが交互に決められていて、今週の私はリアル出勤の班だったからです。
そのため、ほとんどの回を土曜日に一気見しましたが、やっぱり朝ドラは朝メシ食いながら家族と一緒に見るのがいいですね。
この時間って、意外に母や妻と会話する良い機会なのです。

『エール』二階堂ふみと菊池桃子
今回私の目が止まったのは、主人公:裕一の母親:まさを演じる菊池桃子さんでした。
菊池さんといえば私にとっては・・・

『パンツの穴』
映画『パンツの穴』シリーズの初代ヒロインです(笑)。
この映画は確か大学一年の時に大阪の映画館で観ました。
あの頃(十代最後)の私はこんな映画も見に行っていたんですねえ(笑)。

『パンツの穴』10代の菊池桃子
とはいえ、確か菊池さんの役は主人公のマドンナ的存在で、期待していた彼女のパンチラシーン等は無かった気がします。
・・・ていうか、あれ?。
『パンツの穴』って、汚物をぶつけ合う下品なシーンしか覚えていないなあ・・・Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
数年前WOWOWで録画したのが残っているはずなので、こんど見返してみますかね~。

『エール』菊池桃子
気弱な裕一の将来を案じて「音楽家などという大それた夢ではなく身の丈に合った幸せを」と願う母:まさ。
その母親に対して「裕一さんの身の丈とは世界的な音楽家です」と涙ながらに言い切る音。
自分を見失いかけていた裕一は自分を信じてくれた音の元へ・・・。

子離れしていない母親像という感じではありますが、このシーンの菊池さんの演技は真に迫るものがありました。

実は菊池さんのお子さんも障碍があったのだそうです。
そんな我が子を思いながら演じたのであれば、子供に惨めな思いをさせたくないという心情が強く滲み出るのも不思議ではありません。
そのことを見越してのキャスティングだったかどうかは分かりませんが、こうしたハマり役が随所にちりばめられているのも『エール』の面白さの一つだと思います。




大変喜ばしいことに、わが福井県では12日連続で新たな感染者が出ていません。
個人的にも週の後半からはまた早朝からの仕事が舞い込むようになりました。
有難いことです。
来週から図書館や博物館など公共施設が再開しますし、待望の映画館再開も再来週からと決定しました。
まだまだ安心は禁物ですが、少しづつ元の生活が戻ってくる予感がしています。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。


※5/11 9:00頃、記事の一部を訂正・削除しました

週刊映画鑑賞記(2020.4/27~2020.5/3)

トガジンです。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。



4/27(月)
『嵐電』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)
『嵐電』ポスター画像
昨年京都みなみ会館で予告編を見たときからずっと気になっていた映画です。
今回WOWOWで放送されてようやく鑑賞することが出来ました。
こうしたマイナー映画も放送してくれるWOWOWに感謝です。

『嵐電』太秦広隆寺駅?
狐と狸が乗務する嵐電に乗ったカップルには必ず別れが訪れるという都市伝説を追うルポライター。
太秦撮影所に出入りする弁当屋の娘と東京から来たイケメン俳優との悲恋話。
そして、嵐電専門の撮り鉄高校生と修学旅行で京都に来て彼に一目惚れした東北の女子高生。

この3つのストーリーラインが絡み合って嵐電にまつわる不思議なお話が展開する・・・と思っていたのですが、脚本構成が途中で方向を見失っている感があって腑に落ちる終わり方にならなかったのが残念です。

『嵐電』キツネとタヌキ
『学校の怪談4』『DESTINY 鎌倉ものがたり』『ウルトラQ「あけてくれ!」』など、電車が異次元の世界に繋がっているというお話は結構数多いです。
やや消化不良気味ではあったものの、この着想そのものは面白いと思いました。

ただ、音響効果にちぐはぐな個所が多くて映画の世界に素直に入り込むことが困難でした。
特に5.1chサラウンドの音の振り分けが滅茶苦茶で、画面内で喋っている人物の声が全然違う方向から聞こえてきたりするのでストーリーが素直に頭に入ってきません。
私は映画を見ていて音に違和感を感じてしまうと途端に醒めてしまうのです。
このお話ならば無理して5.1chに労力を割いたりせずモノラルで勝負したほうが良かったのではないかと思います。

『嵐電』太秦撮影所
序盤の舞台は京都東映太秦撮影所内でした。
この広場と撮影準備に使われるプレハブ小屋には、私も『カツベン!』の撮影にエキストラとして参加した時(2018年9月)の待機場所だったのでとても懐かしい気持ちで見ておりました。
後ろの樹木の葉が落ちているのでどうやら撮影は冬に行われたようです。
根元に祠がありましたが、何かの神様が祭られている木なのでしょうか?。

0923 1241 外で
ちなみにこちらがその時の私です(笑)。
『カツベン!』の現場は楽しかったなあ。
例のウィルスが収まった暁にはまたあの頃みたいに映画撮影に参加したいです。

『嵐電』大西礼芳
他に、太秦撮影所へ行くとき乗り換えで利用した帷子ノ辻駅や西院駅、そして太秦広隆寺駅のシーンなども懐かしかったです。

あと、この写真に写ってる主演女優の大西礼芳さんが結構好みのタイプで、ストーリーや音響効果に難が多くても彼女を目で追うだけで2時間弱完走することが出来ました。



4/28(火)
『レイダース!』🈠
(居間49インチ液晶テレビ:NETFLIX)
『レイダース!』
スティーブン・スピルバーグ監督の『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』を自分たちの手で完全リメイクした二人の少年(当時)とその仲間たち!?。

『レイダース!』インディ・ジョーンズ
一人はエリック・ザラ。
企画・監督であり、インディ役を体当たりで熱演。

『レイダース!』べロック
もう一人はプロデューサーであり、同時に宿敵ベロック役を演じたクリス・ストロンポロス。

vlcsnap-2020-05-03-22h49m08s255.jpg
家の台所で酒場の乱闘シーンを撮影中、背中に本当に火がついて大慌て。
私も彼らと同じ頃にビデオで映画作りをしたことがありますが、ここまでバカにはなり切れませんでした(笑)。
大笑いしながら見ていても自分の高校時代を思い出して懐かしいやら悔やしいやら・・・。
学生時代に一度でも映画作りに身を投じたことのある者の目には、こいつらのバカさ加減がとてつもなく愛おしいものに映るはずです。

『レイダース!』クライマックス
クライマックスシーンもこのとおり。
もちろんベロックの頭は爆発し、トートの顔もドロドロに溶けていきます。

vlcsnap-2020-05-03-22h49m50s269.jpg
映画は一応完成したものの、二人は意見の食い違いから仲違いをして今はすっかり疎遠になっていました。
そして30数年後・・・。

『レイダース!』爆破
高校時代にはどうしても実現できなかった飛行機爆破シーンを撮り足すために再びかつての仲間が集まります。
その結果は・・・?。


このドキュメンタリーだけでなく、彼らが作ったコピー版『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』全編も見たくなることうけあいです。



連日
『エール』
(居間49インチ4K液晶テレビ:NHK総合)
2020年春のNHK朝ドラ『エール』ポスター画像
今週も展開超早いです(笑)。

『エール』プロポーズ
裕一と音の出会いから疾風怒濤の展開でプロポーズまで一気に突き進み、反対していた音の母も裕一の父もいつの間にか二人の結婚を認めてくれるようになっておりました。

『エール』両家
今週は唐沢寿明さん演じる裕一の父:三郎が大ヒットでした(笑)。
ちょっとやりすぎ気味ではありますが、彼のコミカルな姿のおかげで裕一の「養子縁組」問題を忘れてドラマを楽しんでいられます。

『エール』志村けん
しかし、今週一番の目玉は先ごろお亡くなりになられた志村けんさんの登場シーンでしょう。
役のモデルは山田耕作だそうですが、なんだか裕一の行く手に立ち塞がる壁のような存在に見えました。
史実では山田耕作は古関裕而先生の憧れの人であり、作曲家としてコロムビアに紹介してくれた恩人でもあったはずですが、ドラマではそのあたりの設定に手が加えられているのかも知れません。
いずれにせよ志村さんご存命中にどこまで撮影が進んでいたのかが気になります。
後半ナレーション処理だらけになってしまうのではないかと余計な心配をしているところです。



今週はちょっとまとまりのない記事になってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。